今日のレッスンにいらっしゃった方を玄関でお迎えすると、
「家を出る時に頭が少し重くて、調子が悪いのですが、レッスンに来た方が楽になるかもと思ったので来てみました。」と、おっしゃいました。
ここ最近どのように過ごされていたかなどをお聞きすると、
・睡眠時間が十分取れていない。
・お通じが滞っている。
・仕事が忙しくて、始終考え事をしている。
とのことです。
それらを考慮にいれて、レッスンを始めました。
まずは、顎や顔の緊張を緩めるエクササイズから始めます。
あくびが出るようになれば、緩まってきた合図なのですが、今日は、なかなかあくびが出てきません。
そこで、脚を使うレッスンをすることにしました。
顎の周辺と下腹部、股関節は関係があります。
緊張している箇所から遠い所に関係性がある箇所を緩めてあげると、上手に緩まることがあるのです。
声を出すうちに、段々と緩まって、あくびが出てくるようになりました。眼の緊張もゆるんで、瞳が潤んできました。
レッスンが終わると、
「視界が明るくなって、気分がすっきりしました。」
と帰って行かれました。
声を出すことによって、自分の身体が楽になることがあります。
どの子音と母音を選ぶかは重要なことです。子音・母音の種類によって、効果が違うからです。
緩める子音・母音もあれば、引き締める子音・母音もあるのです。
でも、緊急の場合は、生徒さんには病院へ行って診察して頂くことをおすすめしています。