いかがお過ごしでいらっしゃいますか?
私は先週末、2か月半ぶりに電車に乗りました。
見慣れている景色もわずかな間に、
微妙に変わっているような感覚がして、
なんとも奇妙な感じがしました。
一か月以上の旅に出て、家に帰ってくると、
出かける前の家の様子と、
微妙に違っている感じがしていたのですが、
その感覚と似ています。
それは、廊下の幅が幾分狭く感じたり、
部屋のドアの高さが縮んだように感じるといった、
本当に微妙な変化です。
しばらくその空間に身を置かず離れていると、
以前の空間認識とずれが生じるのかもしれませんね。
フィンランドから夏休みに日本の家に帰って来るたびに、
その違和感を感じていました。
眼鏡をかけている方は、
新しいレンズに変えた時の感覚に似ているかもしれません。
階段の幅が違って見えて、足を運ぶ感覚が鈍るような、
あの感じです。
世の中は何事も無かったかのように、
以前のままに動き始めたかのように見えますが、
でも、
私には変化しているものとして
捉えているのだなと思いました。
自分の感覚とはすり合わすことに違和感を感じるような、
以前とは違うエネルギーを感じているのだと思います。
この感覚を忘却の彼方に押しやることなく、
生活していきたいです。
小さな違和感を自分の気のせいにして、
無かったことにしない。
小さな違和感に気が付けるように、
日頃から自分の意識を開いておく。
そんなことを心がけていたいと思います。
自分の感覚を通して、
私たちは深い所の自分自身に触れています。
普段気が付いている顕在意識ではない、
無意識の領域の潜在意識と直接繋がっています。
潜在意識の領域とは、
体験を通して、
感覚を通して、
感情を通して、
身体を通して繋がっていて、その力を発揮します。
潜在意識は97%は眠っていて、
発揮できていない状態ですから、
どうぞ、ご自分の感覚を大切にしてあげてください。
大事にすればするほど、
あなたの深い部分からの
力を発揮することができますから!
自粛の間に、
いろいろなことに気が付かれたと思います。
大事にしていた価値観を手放しても大丈夫なんだと
思ったこともあったのではないでしょうか?
長い物に巻かれることなく、
ここはしっかりと自分の深い所と繋がって、
自分の人生を歩く大切な時期だと思います。
自分が感じたことを
無かったことにしないこと。
それが第一歩を進める大事なことだと思います。
そして、その歩みは、だれにお伺いをたてる必要もなく、
自分のありたい在り方で進んでいくことができます。
このブログをお読みの方達が
その一歩を踏み出して歩き始めたら、
未来は一人、ひとりを大切にして、
周りの人も環境にも愛が満ちる世界になると
私は信じています。
『歌を通して心と体を整える声の専門家』
シンギングセラピスト(歌唱療法士)平井久仁子
*
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