2023年4月9日のワークショップ「聴くこと」は
メールマガジンで募集を行って、3時間ほどで満席になりました。
殆ど同時刻にお申し込み下さった方がいらっしゃったので、今回は定員を増やして参加して頂けるように致しました。
日付を越えてお申し込み下さった方々には、
お席をお取りすることができず、
誠に申し訳ありません。
また次回も開催を考えておりますので、
その時までお待ち頂けると嬉しいです。
「他者の話を聴く」ということは
多くの皆さんにとって関心があることですね。
お仕事を通して、また、ご家族との会話を通して
必ずコミュニケーションが行われていて、
その経験から難しさを感じていたり、
これが本当に人の話を聴いていることになるのだろうか?と、
模索していらっしゃる方も多いと思います。
この講座が、何かのヒントになったらいいなと思います。
私はセラピストとして14年間、クライアントの話に耳を傾けてきました。
そこから培ってきたことをお伝えさせて頂きます。
まず一番最初に大事な事は、
話を聴いている時、自分はどんな状態でいるかに気が付いている事です。
参加者の皆さんには、
「普段どんなふうに他者の話をきいているか自分を観察してみてください」という
課題をお出ししました。
今、皆さんはその課題に取り組まれていらっしゃるでしょう。
そして、2番目に大事なことは、
自分全体で聴いているか?ということです。
どのような状態が自分全体で聴いているのかは、体感を伴って経験して頂きます。
頭だけで聞いてしまっている場合が殆どなのですが、
頭も心も身体も総動員して話を聴くこと。
これを講座ではやっていきましょう。
そうやって他者の話を聴いてあげる時、
今までの聞き方は何だったのだろう?と感じると思います。
静かな耳、温かな耳、オープンな耳を育みます。
アントロポゾフィー歌唱療法士 平井久仁子
講座のお知らせ、募集はメールマガジンで先行して告知しています。一足先に受け取りたい方は、この機会にどうぞメールマガジンにご登録ください。