4月16日(火曜日)にイースターを祝う会を行います。
そこでフィンランドに因んだお菓子をお出ししようと思っていて、今回はフィンランド版のパンケーキ、パンヌカックに決めました。
フィンランドのイースターに食べるお菓子には、マンミというお菓子があるのですが、真っ黒な泥のような見た目と独特な味で、私は正直なところ好きではないのです。
作り方も複雑で時間がかかります。ライ麦粉に塩とオレンジを入れて、お湯を注ぎ、暖かい場所に甘みが出てくるまで数日放置します。そして、オーブンで3時間程焼きます。食べる時には、マンミの上に牛乳とクリームを混ぜたものを掛けて頂きます。
毎年イースターの頃に出されましたが、私は最後まで美味しいと思えなかったのでした。
※Wikipediaにマンミの紹介があります。こちら
今回のパンヌカックはイースターの時に食べる特別なお菓子ではありません。しかし、フィンランドに住んでいる人であれば、誰もが知っているとてもポピュラーなお菓子であり、簡単に作れて、美味しいのです。
是非皆さんにも味わって頂きたく、レシピをご紹介します。
【材料】
●小麦粉 130g
●牛乳 500ml
●卵 2個
●砂糖 10g
●塩 一つまみ
上記の材料をボールに全部いれて、よーく混ぜます。
オーブンの鉄板にシートを引いて、そこに流し込みます。
(※鉄板の淵の高さがあまりない場合は、耐熱容器に流し込んで焼くこともできます。)
さらさらしているので、うっかり淵からこぼれ出ないように気をつけてオーブンの中に入れてください。
200℃で30分~40分焼きます。
焼いている途中に、オーブンの中を覗くと、生地がぽこぽこと膨らんできますが冷めるとしぼみますので、大丈夫です。
全体に焼き色が付いたら出来上がりです。
ホイップクリーム、ジャムを添えて、お召し上がりください。
Hyvää ruokahalua(召し上がれ!)
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