シンギングセラピスト(歌唱療法士)平井久仁子です。
どんよりと曇った日曜日。
我が家では朝からプルーンの甘い香りがしていました。
今年のアドヴェントが始まった12月2日から、
東京もめっきりと寒くなって、
お天気も曇り空が続いています。
昨日の日曜日は、
今週木曜日に開催するクリスマスソングを歌う会に
お出しするフィンランドのクリスマスの伝統菓子、
ヨウルトルットゥの試作をしていました。
11月に一度試作をしたのですが、
先日都心に出かけた際に、
ニュージーランド産のバターと小麦だけで作られた
パイシートを見かけました。
家族から焼き具合が違うかもしれないから、
また試作してみたら?と言われて、
もう一度焼いてみようと思いたちました。
ヨウルとはフィンランド語で
クリスマス(Joulu)という意味です。
そして、トルットゥ(torttu)とは
トルテという意味です。
パイ生地をお星様の形のように成型するので、
Tähti(星)torttu(トルテ)とも呼ばれています。
とっても簡単にできますので、
どうぞ作ってみてください。
【材料】
○ドライプルーン
○冷凍パイ生地シート
○粉砂糖
【作り方】
①ドライプルーンを一晩水に漬けて柔らかくします。
②柔らかくなったプルーンを鍋に移して、
水をプルーンがかぶるくらい入れます。
そして加熱します。
③水分が飛んでジャムのようになったら出来上がり。
甘さが足りない場合は、
お好みで砂糖やハチミツを入れてください。
④冷凍パイ生地シートを常温で
少し柔らかくなるまで置いておきます。
⑤パイシートを正方形に切ります。
⑥そして4つの隅から真ん中に向かって
ナイフで切り込みを入れます。
この時、真ん中は残しておいてください。
⑦先ほど作ったプルーンジャムを
パイ生地の真ん中にのせます。
⑧パイ生地の隅を一つずつ真ん中のジャムの上に
折りたたんでいきます。
⑨4つの隅が全部重なったら完成です。
オーブンで焼いているうちに剥がれてこないように、
重なり部分がしっかりと付いているか確認してください。
⑩オーブンを220℃~230℃に設定して、
20分~25分焼きます。
時どきオーブン内を覗いて、
焼き具合など調節してください。
⑪生地が膨らんで焼き色が付いたら
出来上がりです!
⑫上から粉砂糖を振りかけます。
*
フィンランドではクリスマスの時期になると、
小さなバケツサイズのプルーンジャムがお店に並びます。
日本では殆どプルーンジャムは見かけませんね。
なので私はドライプルーンを使ってジャムを作っています。
他のジャムを使って作ることもできると思います。
アンズやブルーベリーなども美味しいのではないでしょうか?
でもやはりプルーンジャムが一番かなと私は思います。
冷凍パイ生地シートを使うので、
全行程は時間も手間もかかりません。
手間がかかるのはプルーンジャムを煮ることくらいです。
伝統の味を楽しみたいという方には、
プルーンジャムをお勧めします!
プルーンの独特の甘酸っぱさと、
パイ生地のサクサク感のハーモニーを
どうぞお楽しみください!
*
『歌を通して心と体を整える声の専門家』
シンギングセラピスト(歌唱療法士)平井久仁子
*
無料メールマガジンを発行しています。
「歌を通して自分本来の声を見つけるメール講座」
講座やコンサートのお知らせはこちらで先行してお届けしています。
体験レッスンもメールマガジン読者限定で行っております。
ご登録は下記からどうぞ
▼メールマガジン登録フォーム
メルマガバックナンバーはこちらからお読み頂けます。