
この夏、2026年8月1日から7日まで、
北海道伊達市にある”ひびきの村”のサマープログラムで、
講座を担当させていただきます。
日々、やるべきことを丁寧におこないながら、
家族や周りの人を大切にして生きている。
けれどふとした瞬間に、
「このままでいいのかな」
「私の本当の声ってどんな響きだっただろう?」と、
自分の内側に小さな問いが浮かぶことはありませんか。
誰かの期待や役割をきちんと果たしながらも、
どこかに「まだ出会っていない自分」がいるような感覚。
大人になってからの学びは、
そんな静かな問いから始まるものだと思っています。
子供の時の様に用意された教材をなぞるのではなく、
自分で問いを持ち、自分で選び、自分のペースで深めていく。
そして、そこには「余白」が欠かせないと私は思います。
すぐに理解しようとせず、
すぐに変わろうとせず、
ただ感じる時間を、自分に許してあげること。
これまでの人生と、これからの自分のあいだに、
静かに橋をかけるような時間です。
そしてこの「余白」は、
ほんの少しだけ日常の中に持つこともできます。
たとえば、朝の数分、
いつもより少し丁寧に淹れたお茶を飲むこと。
お湯が沸く音、のぼる湯気、茶葉の香り、
カップのぬくもり。
それだけでも、
閉じていた感覚が、少しずつひらいていきます。
この文章を読んでくださっている今この瞬間も、
その入り口のひとつかもしれません。
けれど同時に、
日常の中でその時間を持ち続けることの難しさも、
私たちはよく知っています。
気がつけば、また役割に戻り、
いつものリズムに引き戻されていく。
だからこそ、あえて場所を変え、
環境ごと自分をひらいていく時間を持つことには、
大きな意味があります。
北海道の広い空や、
ひびきの村の静けさの中では、
感覚そのものに深く浸っていくことができます。
日常の中で芽生えた小さな気づきが、
ここでは根を張り、
自分の中に確かなものとして残っていく。
その違いは、きっと想像以上に大きなものです。
そんな「大人の学び」ができるのが、
”ひびきの村”でのサマープログラムです。
森の中を一人で歩く時間。
仲間と食卓を囲む時間。
火を囲み、静かに語り合う夜。
そして、何もしない時間。
おいしいご飯と、広がる空と、風の音。
そのすべてに包まれながら、
自分の声とゆっくり出会っていく。
そんな環境の中でこそ、
学びは「情報」ではなく、
感覚を通した「体験」として深まっていくのだと思います。
都市での暮らしの中では、
満員電車や絶え間ない音、
せわしなさの中で、
知らず知らずのうちに感性が閉じてしまいます。
だからこそ、
広々とした、大自然の中で、
何かを詰め込む時間ではなく、
余白を取り戻し、
自分の感覚をひらいていく時間を
持って頂きたいと思います。
もし今、
「もっと自分らしく学びたい」
「自分のペースで深めたい」
そんな想いが心のどこかにある方に、
この時間が届いたら嬉しいです。
このプログラムは定員20名で、
お申し込みは3月5日からすでに始まっています。
ご興味のある方は、ぜひ「ひびきの村」のHPで詳細をご覧ください。
ひびきの村
この夏を北海道で、ご一緒できることを心から楽しみにしています。
また、ひびきの村では、
このサマープログラムのほかに、
2年間をかけてじっくりと自分の学びを育てていく
大人のためのコースも開かれています。
役割や日常から少し離れ、
自分の感性や問いを丁寧に育てていく時間です。
もし、長い時間をかけて自分の学びを深めてみたい方は、
ひびきの村の詳細ページもあわせてご覧いただけたら嬉しいです。
大人の学び・ミカエルカレッジ
明日も良い日になりますように。
今日も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。
アトリエ・カンテレ 平井久仁子
