今日は友人がアトリエの床を見学したいとやってきました。
自宅をアトリエに改装する計画中でいろいろと床材を見たいとのこと。
それなら、小金井公園内にある「江戸東京たてもの園」に行ってみようかということになりました。
ここには日本全国から名建築が移築されて、建築家・前川國男邸、2.26事件で暗殺された高橋是清邸など、30棟余りの建物が並んでいます。
前にも私は行ったことがあるのですが、今回は友人と床に注目して見たので、こんなにいろいろな床があるの!というくらい、趣が違う床に出会えました。
視線を変えると見えるものが違ってくるのですね!
そういえば、歌のエクササイズもそうです。
初心者から上級者になっても繰り返し行うエクササイズがあるのですが、
意識を向ける箇所を変えると、途端にそのエクササイズの目的が違ったりして、なかなか面白いのです。
このエクササイズはこの為にやるものだと思っていたけれど、こんな時にも使えるエクササイズなのね!と驚きがあります。
日々の生活の中でも当たり前に使っている物を違う角度から眺めてみたら、意外な使い方を思いつく時もありますものね。
話がそれてしまいましたが、友人は熱心に写真を撮っていました。
大工さんに自分のイメージを的確に伝えたいためだそうです。
彼女のおばあ様は90歳の時に、自宅を改装なさいました。
その話を聞いて、私はびっくりしたのです。
私がその年齢になった時に、改装をするかしら?と考えると、老後の事が心配だから、お金をなるべく使わないようにしようと守りの姿勢になるかなと思います。
でも、彼女のおばあ様は未来のより快適な暮らしにお金を使われたのでした。
今現在98歳、お元気に改装されたご自宅で暮らしていらっしゃいます。
私も常に未来を見据えて、前進する心を忘れずに生きていきたいです。