12月1日からアドベントが始まりました。
これから4週間後に、クリスマスがやってきます。
フィンランドではアドベントクランツや
アドベントカレンダーを用意して、
毎日、毎日を楽しみにクリスマスを待ちます。
アトリエ・カンテレでは、
今年もクランツを用意しました。
そして、今朝、蝋燭に光を灯しました。
静かに揺れる蝋燭の光を見つめていると、
自分の内にも光が灯って、
熱せられているような感覚になります。
さてさて、
10月はフィンランド語では、Lokakuuと言います。
Loka(泥) Kuu (月)という意味です。
そして、11月はMarraskuu、Marras(死)Kuu(月)。
なんて恐ろしい名前なんでしょうか!
10月から雪が本格的に降り始め、
大地はぬかるんでドロドロになります。
そして、11月はお日様を拝める日は殆どなく、
来る日も来る日も、雨か雪が降り続きます。
1年の内でもっとも過酷な時期です。
初めてフィンランドに旅行に行くのなら、
決してお勧めしない月です!
そして、12月はJoulukuu。
Joulu(クリスマス)Kuu(月)。
もうそのままの名前が12月には付いています。
1年の内で一番暗い時期から、光が増していく時に、
クリスマスがやってくるのです。
フィンランド語では、
冬至の事をタルヴィパイヴァンセイサウスと云います。
タルヴィ(冬)パイヴァン(日)セイサウス(停止)
フィンランドでは、この日を境に冬が終わって、
新しい日が始まると考えられてきました。
闇があるからこそ、光が見いだされて、
光りがあるからこそ、闇を照らすことができる。
それはまるで、表と裏のように関係しています。
だからこそ、この時期、
あなたの内面に意識の光を向けて、
見つめてみて欲しいと思います。
そして、それはきっと、
新しい始まりの日に向けて、
小さな火種から、赤々と燃える松明の光となって
輝き出ると思います。
「年をかさね、響きをかさねて」のワークショップも
12月7日から始まります。
ご参加の皆様、どうぞ楽しみにしてお越しください。
フィンランドの伝統菓子、ヨウルトルテをご用意して、
お待ちしております!
11月はnoteにもたくさん記事を書きました。
下記から、お読み頂けます。
『歌を通して心と体を整える声の専門家』
シンギングセラピスト(歌唱療法士)平井久仁子
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