ここ2週間ばかり母の体調がすぐれず、
心配な日が続いていました。
私の心もなんだか落ち着かず、
いつもの自分の感覚ではありません。
頭で考えていることと、
心と、身体が散り散りバラバラになって、
粉々に砕けてしまった感じになりました。
こんなふうな感覚になる時は、
散ってしまったものをまた
一つになるように丁寧に集めるしかありません。
そんな時に私が行う事は、
自分の身体の感覚に意識を向ける事です。
椅子に腰かけて、
自分の身体は今、何を感じているだろうか?
ただただそれに耳を澄ませます。
そして、
声を出してその響きで自分を調整します。
響きが通りにくい所、
「こっちへ行きたいよー」と響きが言っているのに、
止めている所。
そんな身体の感覚にを耳を澄ませて感じてあげます。
新型コロナでも「無症状の人が多い」とありますが、
それは日頃から自分の身体に関心が向いていない事、
感覚が閉じられてしまっていることも関係があるのではないか、
と私は思っています。
私の友人は食料品店を営んでいるのですが、
最近は、「この成分が身体に良いと聞いたので」と
買いに来る人が多くなってきていて、
身体が欲するものを食べるより、
頭で食べている人が多い感じがする。
と言っていました。
自分の身体の感覚を開いて、
磨いていくことは、
これからの社会で生きていくためにも
必要なことだと思います。
「自分の胸に聞いてみる。」
「腹が座る。」
身体の感覚を通して悟る事には、
何事にも流されない、その人の意志の強さ
みたいなものも宿るように思われます。
声を使って感覚を開き、
身体を整えるワークをただ今、
準備しています。
もうすぐお披露目できると思いますので、
楽しみにお待ちください。
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『歌を通して心と体を整える声の専門家』
シンギングセラピスト(歌唱療法士)平井久仁子
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