去年の暮れから
オンラインで行うワークの
準備を重ねてきました。
ようやく来週の１４日のバレンタインデーに
お披露目ができると思います。
介護や子育て、遠方の方など、
これまでアトリエ・カンテレまで
お越し頂けなかった方達にも
ご提供できるようになりました。
声を出しながら身体を整え、
感覚を磨きながら
心の声との繋がりを深めるワークです。
モニターとしてご協力いただいた方々からは、
「整体やマッサージを受けた後のよう」
というご感想を多く頂いたこともあって、
「ボイスボディワーク」と名付けることにしました。
このワークは、
対面で行うセッションの
代替品という位置づけではありません。
私と同じ空間に身を置いて、
声を出すことができないので、
ご自身の身体の変化や声の変化は、
自分の持っている力で起こしているのだということを
よりリアルに感じて頂ける事が
最も大きな意義だと思います。
あなたは自分の身体感覚に
どのくらい意識を向けていらっしゃいますか？
普段から自分の身体感覚に意識を向けていると、
自分の体調の変化に敏感になり、
いつもとは様子が違う事に気が付くことができます。
それは現在人類が直面させられているコロナ禍においても、
安全に生き抜くことにつながる大切な「能力」になると思います。
私たちの「身体」は顕在意識（自分で分かっている意識）と
潜在意識（自分では分からいほど深いところにある意識）とを
橋を架けるように繋いでくれています。
普段の私たちは顕在意識を使って生きています。
でもこの顕在意識は意識全体のたった5％にすぎません。
意識できない潜在意識は95％もあります。
潜在意識は私たちが感じることができる、
「暑い」「寒い」「痛い」などの感覚的なこと、
そして五感や直感も潜在意識が担っています。
潜在意識が多くの部分を司っている身体は
「暑い」「寒い」のような分かりやすい感覚も
すくい上げてくれますし、
「なんとなくやりたい」とか、
「なんとなく行きたくない」というような、
言語化できない感覚もすくい上げてくれます。
社会で生きていくためには、「頭の声」の自分も、
「心の声」の自分もどちらも必要ですよね。
でも残念ながら、
「心の声」の方は
無視されていることが殆どです。
自分の感覚にいちいち意識を向けて
それに気が付いてしまったら、
日々の忙しい生活をこなすことが
できないと感じている人。
また、ネガティブな「心の声」に
気がつかないように生活することによって、
（その気持ちを感じなくするために、
暴飲暴食や何かに依存することで
回避しようとする行動）
ますます心の状況はストレスフル、
そして身体は疲弊してしまいます。
何故なら、私たちの脳は、
ネガティブな感情だけを 選択して
感じなくさせることはできないからです。
ポジティブな感情も一緒に
感覚を麻痺させて、
感じなくさせてしまうのです。
それでは、生きている喜びも見いだせない
辛い日々ばかりになってしまいますね。
まずは、ご自身の身体を緩めて、
真のリラックスを味わう所から。
身体が安心と安全を感じることができると、
自ずと心の声に耳を澄ませて、
聞き取ることができるようになっていきます。
来週の１４日（日曜日）には、
ボイスボディワークの詳細を
お披露目できると思いますので、
楽しみにお待ちいただけると嬉しいです。
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シンギングセラピスト（歌唱療法士）平井久仁子
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