前回のこの記事の続き、
人前だと過度に緊張して歌えない
という悩みについてお伝えします。
練習している時には歌えているのに、
人の前だと緊張してしまって、
自分が思い描いていた半分の力も出せない。
この悩みは、
歌う人のほぼ全員が経験していると思います。
「場数を踏んで経験を積めば、
おのずと緊張しなくなる。」とか、
「目の前の人々を人と思わず、芋だと思え。」とか、
色々と言われますよね。
そして、
場数をこれでもか!と増やしてみても、
芋、芋、芋、芋だらけだと思いこもうとしても、
でも、やっぱり緊張してしまいませんか?
これは、歌の時だけに限らず、
人生でも同じことが起こります。
他人から仕事を任された場合、
その期待が大きければ大きいほど、
間違いたくない、
失敗したくないと思うでしょう?
でもこれが強くなりすぎると、
ストレスになって、
ちゃんとしなきゃ!と緊張します。
歌の場合も同じこと。
期待に応えなくちゃと、
失敗することを恐れ、
間違いを恐れるのです。
それで緊張してしまう。
でも緊張してしまっては、
ベストパフォーマンスは発揮できません。
それには、
余分が入る隙を作ってあげる事。
それと、
楽さを意識する事です。
それを意識してやってみてください!
隙を作ってあげると、
そこに自分では思ってみなかった事が
起こる可能性が生まれます。
火事場の馬鹿力みたいなものです。
何でも自分でやろうとしないこと。
隙を作って、
自分でやることをあきらめると、
思いもしなかったことが起こる可能性が広がります。
そして、
楽さは、身体の楽さでもありますし、
心の楽さでもあります。
失敗や間違う事に心を使わずに、
楽曲を表現することへの楽しさに
心を使ってみてください。
あなたが歌おうとしている
曲の美しさは何ですか?
あなたの心が美しさで
震える部分はどこですか?
それを十分に
表現することを楽しみながら、
歌う事に専念してみてください。
どんな状況であっても、
自分を追い詰めすぎない事。
歌の場合も、人生もです!
以前に書いたこの記事も参考にしてみてください。
そして、こちらの練習の時に行うことの記事も参考になると思います。
練習はできない事をできるようにする為でも、
欠点を克服する為に行うのではない。
緊張しないで歌えるようになること、
応援しています!
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