連日コロナウイルスのニュースが流れ、
様々な情報が飛び交うなかで、
不安を感じてしまう事もあると思います。
アントロポゾフィー医学のための医師会のホームページに、
ゲーテアヌム精神自由大学医学部門の共同代表を務める、
マティアス・ギルケ氏、ゲオルグ・ゾルトナー氏による
「コロナ・パンデミックーいくつかの観点と展望」と題した
アントロポゾフィー医学的な見解が掲載されています。
関心がある方は、リンクを貼っておきますので、
全文をお読みください。
http://j-paam.org/statements/corona-pandemic
最初は新型コロナウイルスに対する知見について、
次に病気の本質として、
アントロポゾフィー的な内容が語られています。
ウイルスと免疫についての精神的な側面や
私達が何に意識して生活すればよいのかの
具体的な提案も示されています。
日々の日常で実践できるとてもシンプルな事です。
リズムある1日を過ごすこと、
眠りの重要性、
そして、
内的、精神的な光、愛情のこもった心遣いと
他者への関心について。
そして特に大切なのは、
内なる太陽の力を強める重要性についてです。
私はこの寄稿文を読んで、
今だからこそ、
自我の熱を自分の内から湧き出たせることが
必要なのだと思いました。
どんなに不安に苛まれても、
自分の内に「大丈夫」と感じられる安心した感覚を
取り戻すことができるように、
いつもそこに意識を向けていけることが大切だと思います。
では、その実践の方法をご紹介致します。
それは、
できるだけ意識的になって、
いまある当たり前のことに、
感謝をすること。
そして、美しいと思う事や、
ワクワクすることに、
意識を向け続けることだと私は考えています。
例えば、
「今日はお天気が良かったので、洗濯物がよく乾いて嬉しい」
「ニュースを聞いて不安になったけれど、
深呼吸をしたら安心できた私はえらい」
など、
特別なことではなくて、
当たり前に起こる日常から感謝が湧いてくること、
どんなにささいな出来事からも、
自分を褒めるポイントを見つけていくことだと思っています。
それがどんな自分にもOKが出せるようになりますし、
すでに自分はたくさんの在るを持っていることに
気が付くようになります。
そして、それが自分の内側からしぜんに発光して、
力を与えてくれます。
1日の終わりに、自分の為の時間を作り、
静かに自分に意識を向けることが大切です。
蝋燭を灯したり、アロマを焚いたりして、
静かな気持ちでノートに書き記すのもお勧めです。
そうやって、
自分の内に光を満たしていってあげてください。
そして、いつもそこに意識を向けていける
習慣つくりをしてください。
シュタイナーは、
「病原体が最も集中的に育成されるのは、
人間が唯物的な信念を持って睡眠状態に入るときです。」
と述べています。
なので、眠る前に静かな時間を持つようにして、
自分の内側を光で満たすようにしてから、
眠りについてください。
物理的に人との距離を取らなければならない今ですが、
どんなに離れた所に居ようとも、
心の距離は近いところに居られたらと思います。
『歌を通して心と体を整える声の専門家』
シンギングセラピスト(歌唱療法士)平井久仁子
*
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