
東京では今週、雨の日が続いていましたが、
昨日の金曜日、久しぶりに青空が広がりました。
満開の桜も相まって、春まっさかりですね。
関東の冬は晴天が多く、
お日様のありがたさをつい忘れがちですが、
雪国に暮らす人にとって春は、
ひときわ待ち遠しく、
喜びに満ちた季節なのではないでしょうか。
私がかつて暮らしていたフィンランドでは、
時に-30℃にもなる厳しい冬が続きます。
だからこそ春の気配は、心の底から待ち望まれるものでした。
毎年、キリストの復活を祝うイースターの頃になると、
お日様の光はぐっと力を増し、
それに応えるように鳥たちの声も日増しに、
にぎやかになっていきます。
私が住んでいた西部の地域では、
広大な畑の真ん中で、
大きなかがり火を焚いてお祝いをします。
パチパチと爆ぜる音と共に、
火柱は勢いよく立ちのぼり、
天にも届くようでした。
そして復活祭の日曜日には、
子どもたちが魔女の姿に扮し、
お菓子をもらいに家々を訪ね歩きます。
手には赤や緑の羽で飾られた柳の枝、
そしてもう一方の手には、大きなやかんを下げて。
枝を振りながら呪文を唱えて、
その年の健康を祈ってくれます。
2026年の復活祭は、4月5日の日曜日です。
あの頃と変わらず、
今もかわいらしい魔女たちが、
やかんいっぱいのお菓子を抱えて歩いているかしら?
古くからの風習が、絶えることなく
続いてくれていたらと願います。
私のフィンランドの思い出は、
なんだか心があたたかくなる
光景ばかりです。
あなたの中にも、
心があたたかくなるような
春の景色はありますか?
イースターについての記事を過去に書いています。
よろしければご覧ください。
明日も良い日になりますように。
今日も最後までお読みくださり、
ありがとうございました。
アトリエ・カンテレ 平井久仁子
