音痴は直すことができる
自分は音痴であると思い、
悩んでいる方は多くいらっしゃいます。
でもアトリエ・カンテレでレッスンを受けて頂くと、
自分がちゃんと歌えることに驚かれます。
個人レッスンのご感想を頂きました。
ご紹介させて頂きます。
【レッスンを受けてみたいと思った動機はなんですか?】
音程、リズムがとれない。
音痴だと思い込んでいたけれど、
自分なりに歌えるようになりたいと思って、
レッスンを受けました。
【レッスンを受けた後、問題はどのように変わりましたか?】
自分の中の「歌う」という概念が変わりました。
自分は下手だと決めつけて、
歌うことすら封印してましたが、
レッスン後は自分の枠が外れて、
歌えるようになりました。
【レッスンを行っている時はどのようでしたか?】
レッスン中は、本当に楽しかった。
レッスン前までは、音程、リズムにこだわったり、
どうすれば声が出せるのか、
技術面ばかりに囚われていました。
口で歌うという感覚というよりも、
全身で奏でる体感が凄く心地良かったです。
風や波、緑や光、自然と溶け合うような、
とても温かいものに包まれているようで、
身体と心が解放された感じがしました。
全身の細胞がイキイキしてました。
また、レッスンを受けたいです。
《30代・女性》
音痴の人は音楽的才能がある
音痴と言われてしまう人は、
他の誰よりも音を愛している人です。
全ての音を平等に、分け隔てなく愛しています。
愛するあまりに、
全ての音を自分の頬に付けて頬ずりをしているように、
音を愛しんでいます。
または、全ての音で満たされた響きの湖に、
全身を委ねて浸かっているという事も言えます。
そのように音を愛している人が、
音程が外れていることで、
他者からは、からかわれたり、いじめられたりして、
傷ついてしまった経験があるかもしれません。
でも大丈夫。
音と自分の間の距離を客観的に見つめる
自分の頬に密着させている音を離して、
自分と音との距離を客観的に
見つめることができれば、
正確な音程を取ることができます。
幾つもの音が鳴り響く湖から岸に上がって、
ひとつ、ひとつの音を
水面からすくい上げてみることができれば、
正確な音を取ることができるようになります。
アトリエ・カンテレのレッスンでは、
まず声を出しながら、
身体の緊張を取っていくことから始めます。
その時に大切なのは、
間違えないようにしなくちゃとか、
うまく歌わなければという思いに捕らわれない事。
もちろん、
正確なリズムや音程を守ることも大切なことです。
でもできない事だけに注意を向けてしまうと、
それでは、理性だけで歌っていて、
できなかった時の自分をジャッジしようと、
常に監視しているようなものです。
だからそこから離れて、
最初は、純粋に音の響きを自分の感覚を使って、
楽しむこと。
そして、自分が音楽と親しい関係で、
音楽から嫌われている存在ではないことを思い出すこと。
そして、それを体感することです。
レッスンでは、
お日様の輝きや頬を撫でるそよ風、
小川の流れや花の香り、
鳥の羽ばたきや寄せては返す波など、
様々な自然の現象をイメージしながら声を出します。
そうしていると、身体の緊張がほぐれてきます。
昔味わった悲しい思いも溶けていきます。
心もゆっくりと柔らかくなっていって、
自分の内側が静けさに満たされていきます。
静かな落ち着きに伴われて開かれた耳は、
自分の内側で鳴っている音を聞くこと、
そして自分の外で鳴っている音との間に
橋を架けるように聞くことができるようになります。
ひとつ、ひとつの音と出会いなおす。
歌う喜びと共に。
そして、そこから、
音との新しい関係を育んでいく。
信頼と共に。
歌うことをあきらめていた人が、
また再び人生に歌声を取り戻す。
なんて美しく、素晴らしい事なのでしょう。