東京駅のステーションギャラリーで行われている
ルート・ブリュックの展覧会に出かけてきました。
会場は大勢のギャラリーで賑わっていました。
私は彼女の存在をフィンランドに居る時には知らなかったのですが、
行って良かったと思いました。
彼女の作品を眺めていると、フィンランドの自然や、風景、
空気や匂いが蘇ってきました。
現地に行かなくても、
こうしてフィンランドの息吹を感じることができる。
ルート・ブリュックの作品はそんな力があると思いました。
素朴でスタイリッシュ、無垢で緻密、
そういった相反する要素が作品の中から感じられて、
眺める者の心を離さない。
派手さはないけれど、
じわじわと心に浸透してくるものがあります。
私のフィンランドの友人たちと重なります。
彼らは、自分を必要以上に飾ることがなく、
みんな自然体でした。
でも、付き合いを重ねるうちに、
その人の人間味の深さや奥行きが感じられて、
私はどんどん魅了されていきます。
ルート・ブリュックの作品も、
その場から動かずに、ずっと眺めていたいと思いました。
自分の内面が変化すれば、また違った面を
開示してくれるのではないかと思います。
時折々に、彼女の作品と出会いたいと思います。
久しぶりにフィンランドの雰囲気に触れられて
懐かしさと共に、
私が学び始めた時の気持ちを思い出しました。
家に帰ってから、2017年に書いた、
ブログの記事を書き替えました。
音楽も歌も苦手で、
学校の音楽の通信簿の点数は2という評価の私が、
アンカヴァーリング・ザ・ヴォイスを
学びたいと思ったきっかけの話
【アンカヴァーリング・ザ・ヴォイスとの出会い】
留学資金を溜めたり、家族を説得したり、
最初はフィンランドではなく、ドイツに学びに行こうと思っていたので、
ドイツ語の勉強を始めたり。
準備に5年の歳月がかかり、やっと勉強が始まったと思ったら、
まさかの救急病院での入院生活。
【最初にドイツに行くが、挫折】
病気治療が終わってドイツに戻ろうとしたら、
ヴィザが降りず、もう勉強はあきらめるしかない?
【フィンランドの学校に見学に行くが、未練はドイツに】
ドイツでの勉強を諦めて、フィンランドの学校に希望を抱くが、
ここもヴィザが降りずに、絶体絶命!
【フィンランドの学校に入学できる? ヴィザが降りない!】
私の自己紹介も兼ねておりますので、
お読み頂けると嬉しいです。
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