9月18日、19日の連休は、シュタイナー治療教育の勉強会で
長野県茅野市に行ってきました。
森の緑に囲まれて新鮮な空気のもと、
参加者の皆さんと一緒に声を出しました。
歌唱療法の視点を用いて、
発声器官にまつわる筋肉や身体を緩める方法、
そして、
呼吸を楽にする方法をお伝えしました。
子供の前に立って、
大人が話している時、
子供は受け身で聞いているのではなく、
その大人が話している時に動いている声帯の
動きを真似しながら聞いています。
この現象は、子供に限ったことではありません。
大人になった私たちも人の話を聞いている時、
私たちの声帯は動いています。
風邪などで声が枯れて出ない時、
極力話さないことは回復の為に必要な事ですが、
テレビやラジオ、歌などを聴かないことも
回復を早めてくれます。
目覚めて起きている間は、
声帯は休むことなく反応しています。
だから、許されるならば、眠ってしまうのが一番
声帯にはいいです。
寝ている間は、完全に声帯は休むことができます。
「自分が話している時、歌っている時だけ
声帯が動いているわけではなくて、
聞いている時も自分の声帯が動いている」
この事実が分かると、
聞き手が安心して聞いてくれる声で
発声したいと思うのではないでしょうか。
どこかに余分な力を入れて話していたり、
喉を詰めて話していれば、
それが相手にも伝わっています。
基礎講座入門編では、
リラックスした状態で声を出す練習をお伝えします。
私に必要だなと思った方は、どうぞご参加ください。
そして、
自分の声のプロセスに取り組みたいと思われた方は、
2023年1月からスタートする、
「Uncovering the Voice 覆いが取り払われた声の学校」で
皆と一緒に力を合わせて9か月の時間をかけて取り組むことができます。
このコースに進むには、この基礎講座入門編に参加済みであることが
条件になりますので、検討中の方は是非ご参加ください。
10月が年内最後の講座になります。
基礎講座入門編
【内容】
・アンカヴァーリング・ザ・ヴォイスの始まりと発展
・身体に負担をかけない自然な呼吸の仕方
・より響きのある声で歌うには
・音と響きの違い
・原響から聞き出す為の耳の使い方
・母音と感情の関係性
・形を作る子音と響きで満ちる母音の違い
・舌の柔軟性が音を形作る鍵
【日】10月8日(土)満席
10月22日(土)残席 3名様
10月29日(土)満席
【時間】10時~17時(休憩、昼休み含む)
【形式】オンライン ZOOMを使います。
【参加費】7,800円(税込)今回限定価格
【キャンセルポリシー】
この講座はお申し込み後のキャンセル、返金を行いません。
その旨ご了承頂きまして、お申し込みください。
お申し込みは下記からお願い致します。
基礎講座入門編
お会いできることを楽しみにしています。
歌唱療法士 平井久仁子