12月の第一アドヴェントの週から始まった、
「年をかさね、響きをかさね」ワークショップが
一昨日の金曜日、13日の回で、最終日を迎え終了しました。
ご参加頂いた皆様、
ありがとうございました。
「ワークショップで初めて会うのに、
前から知っている人達みたいな感じがしました。」
というご感想を頂くことが多いです。
それはきっと私のメールマガジンをお読み頂き、
それに共感して頂いた方たちが集う場であるからだと思います。
慌ただしい現代、その中から貴重な時間を割いて、
私のメールマガジン(それもかなり長文)を
お読み頂いている皆様です。
その方たちが、実際に足を運んで下さって、
アトリエ・カンテレにお集まりくださいます。
遠路はるばる他県からお越し頂いた方々もおられます。
ワークショップの日の一週間前に、
皆さんに宿題をお出ししました。
1週間をかけて、
今年がどんな年だったかに思いを巡らせること。
そして、
それを漢字一文字、あるいは一言でまとめること。
そして、
来年2020年をどのような1年にしたいかを
また同じように、漢字一文字、
または一言で言い表すことに取り組んで頂きました。
ワークショップ当日に、
各自の漢字を紙に書いて頂き、
自己紹介を兼ねながら発表して頂きました。
自分の物を自分で発表するのでは、
当たり前すぎる。
もっと気持ちが動いて、
ずっと心に残る方法はないかな?と考えていたら、
私にインスピレーションが降りてきました。
それは、自分以外の人に、
自分の漢字を発表してもらうことでした。
他者の漢字を読んで、
そこからこの人の1年はどんな年だったのだろうか?
そして、
来年はどんな年にしたいと望んでいるのだろうか?
そんなことを感じて、考えて、
それを言葉にして頂く。
ほんの5分くらい前に、
顔を合わせたばかりの人達の中で、
各自が自分のペースで、
自分の言葉で語ってくださいました。
私のぱっと閃いたアイディアでしたが、
このやり方が、参加者の皆さんにも好評でした。
来年の抱負は一応考えるけれど、
年が明けて、2,3カ月もすれば
忘れてしまうことも少なからず、
あるのではないでしょうか?
でも、これだとずっと心に残って、
事あるごとに、思い出されると思います。
人間はドキドキ、ハラハラ、ワクワクなど
感情を伴って行った事は記憶に刻み込まれます。
忘年会、新年会などの集まりで、
ご家族同士、仲間同士で是非、やってみてください。
今回も、参加された皆様から、
ご感想を頂きました。
ご了承を頂いた方の感想を
ご紹介させて頂きます。
====(以下ご感想文)=======
【響き愛の年へと歩みを進める】
アトリエカンテレの玄関を開けた時から、
WSが終わりアトリエを後にするまで、
優しくて温かな空気に包まれたひとときでした。
今年を振り返る一文字、
来年に続く一言から受け取るイメージを
言葉に表していく行程は、とても新鮮で、
書いた方の気持ちや人となりに
寄り添うことでもあったように感じました。
そこで語られた言葉の一つ一つには、
参加者の皆さんそれぞれが、
内面と向き合いながら日々を送り、
自分軸をお持ちで、
ご一緒に共有させて頂いたことが
とても嬉しかったです。
唇や頬、そして全身の力を
リラックスさせていきながら声を出していくと、
心地の良いハーモニーとなり、
手遊び歌の「ふくすけさん」も情景が浮かんで、
また直接歌っているのを見ながら聴くのと、
背中を向けて聴くことの違いも体験出来ました。
子音を発しながらマッサージを受けると、
お砂糖の塊りが水を含んで溶けていく
イメージが浮かびました。
帰宅して思うに、最近、無性に甘いものを
欲し食べることも多くなっていて、
忙しく日々を送ることに
疲れを感じていたのは自覚してましたが、
自分が思う以上に疲れが
溜まっていたのだと実感しました。
そしてそして!翌日、嬉しいことに
左肩の痛みが和らいでいたのです。夏頃から左腕を上げたり回したりする時に
軽い痛みがあったのです、
所謂四十肩、40過ぎても四十肩でいいんだそうな(笑)
それが随分軽くなりました。
心にも体にももう少し丁寧に意識を向けて、
響き愛の年へと歩んで行きたいと思います。
***
【温かな灯火のような響き】
外は寒い1日となりましたが、
身体と心が優しくほぐされ
温かい灯火を内側に灯していただいた
ワークショップに参加させて頂き
ありがとうございました。今日参加された方たちと
今年と来年を漢字であらわして
それを自分ではない方に連想して
話してもらう導入はとても新鮮でした。
他人に話してもらうことによって
より客観的にその漢字を選んだ理由が見えてきました。手を使って相手の足をほぐすエクササイズは
とても気持ちよく
日頃支えてくれている大事な足のケアを
家族や身近な人とできたらと思います。
LMLを歌いながらの
手のひらを当てていくエクササイズも
その子音の持つ作用が流れを作り
滞っているものをすっかり
出してくれたように感じられました。明日親子の為の
クリスマスコンサートが控えていて
帰宅後ライアーの練習をしたところ
ぬくもりのある音が響いてきて嬉しくなりました。前日にこのような機会を頂けて感謝しています!
また聖12夜のお話も伺って
見た夢とお天気を来年のカレンダーの
それぞれの月に書き込んでおこうと思います。このような楽しみをもって
新年を迎えることもとても素敵ですね。
***
【自分を受容することが安心感に繋がる】
またまた楽しい講座に参加させていただき
本当にありがとうございました。
教えてくださったワークは、
心や身体の声を能動的に聴きに行くことに
直結していると感じました。
声の響きと手を使って
自分の身体に触れることで
自分の現状をちゃんと聴いて
受容してあげることになり、それが気持ちの上でも大きな安心感に
繋がっていくような気がしました。
身体の緊張や不安がゆるむと
首や喉や肩からも突っ張り感がとれて
自然と呼吸が深くなり息が楽になっていました。
無意識のうちに入ってしまった
余分な緊張を自分の意思で
ゆるめるのは難しいですけれど
手や声の響きの助けを借りて
物理的に温めたり滞りが
流れるようにしたりすることで
余分な緊張がとれていき気持ちも
ホッと和んで安心しました。
(緊張している所や滞って凝り固まっている所は
手で触るとほかの所に比べて冷たかったです。
身体の緊張と温度と心の安定感は
密接に関連しているのですね!)
自分を大切に愛する具体的な方法の1つを
学ばせていただいたように思います。
教えてくださったワークを
これからの生活の中にとりいれて
自分を大切にしていこうと思います。
===(感想文終了)===
その他にも、ワークを通して、
ご自分の深層意識に仕舞われていた事に
気が付かれたといったご感想も頂きました。
これは、
集まってくれた方達と一緒に声を合わせて、
響きあう事によってこそ、生まれうることだと思います。
人間の声には、計り知れない力がありますね!
『歌を通して心と体を整える声の専門家』
シンギングセラピスト(歌唱療法士)平井久仁子
*
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